
※借金を推奨しているわけではありません
FP(ファイナンシャル・プランナー)の勉強しているとお金に関していろいろ考えさせられることが多々ある。
お金を帳面上の数字だけで見るのは危険でお金の本質を理解しているかが重要。
今回お金の価値や意味について解説していきます。
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お金とは?
お金は以下の3つの役割があります()内は日常で表してみました。
交換手段(買い物)
物やサービスと交換する共通の媒体。大昔の物々交換では必ずしも自分と相手のほしい物の価値が釣り合う保証がなく
交換が成立しない可能性があったため お金を介することにより誰とも何とでも交換が可能になり経済活動がスムーズになる。
価値の尺度(価値のものさし)
商品やサービスの価値を比較するため、または価値の「見える化」としての機能があります。
缶コーヒーが1本100円 マッサージが1時間3000円など
また価値・経済の変化も比較でき缶コーヒー1本100円→1本120円で物価が上がった(お金の価値が下がった)
価値の保存(貯金)
将来の購買力の保持の役割があります。大昔は漁師は魚を出して米を買っていたが魚は2~3日しか保持できなかったため
来週の交換価値のあるものを保持できなかった事になります。
お金であれば貯蓄や投資で価値を保持し好きなタイミングで交換できるようになる。
お金の本質
上記の解説通りお金とは交換手段・価値の尺度・価値の保存の3つの機能を持った社会的ツールです。
帳簿上の数値が増えた・減ったはじつはそこまで重要ではないと思っています。
1つの例として実際の金利と物価で解説します。
1995年に100万円を銀行に預ける(金利0,1%)この時缶コーヒー100円 ガソリン1リットル120円
2025年 預けた100万円→103万478円 缶コーヒー1本140円 ガソリン1リットル160円
これを見てお金の数値は3万478円増えてはいますが価値は下がっています。(税金考慮すると利息2722円)
1995年では1万本買えていたものが2025年では7361本しか買えません。
つまり物価の上昇に金利が追いついていないため実質27%資産が減っています。
これがお金の本質になります。

借金は得をしてる!?
ここでタイトルにもある「借金は得」という考え方について解説します。
上記の説明で「お金」の価値が27%減少といいましたがこれは+(プラス)の場合です。
では-(マイナス)の場合はどうなるのでしょう?
※今回は価値(本質)の話なので利息や返済は考慮しません。
1995年に100万円の借金をしたとします。
2025年までそのまま100万円のマイナスを維持してた場合
価値視点で見ると「-100万円の価値」が「-73万円の価値」になったと同意義ではないか?
つまり27%得をしているとなってしまうのです。
もう一度書きますが※借金を推奨しているわけではございません
念のためもう一度
※借金を推奨しているわけではございません
このように「借金は得」という考え方ははあながち間違った解釈ではないといえます。
むしろお金の本質を理解しているとも言えます。
お金がもつ5つの力
「お金の5つの力」とは「貯める力」「稼ぐ力」「増やす力」「守る力」「使う力」です。
詳しく解説します。
貯める力(支出を減らす)
生活水準(満足度)を下げず固定費(住居・通信費・保険・車・税金)を見直す。
稼ぐ力(収入を増やす)
本業での転職や副業を考え収入の柱を育てる。
増やす力(資産を増やす)
低金利の貯蓄から投資に回し株式・投資信託・不動産で「お金に働いてもらう」仕組みを作る。
2025年度の物価上昇指数が約3%、賃金の上昇率1~2%だったため2%以上の金利ならば貯蓄でも可能。
守る力(資産を減らさない)
資産を浪費・インフレ・ぼったくり・税金・災難などのリスクから守る。
使う力(意義のある投資)
自己投資・豊かな浪費・寄付やプレゼント・時間を買う。
こんなパターンも
上記を同時進行はなかなかハードルが高いですが1番から順番に意識していくと金融リテラシーの向上に繋がります。
まず支出を減らして収入を増やし労働以外で資産を増やして増やした資産を減らさないように意義のある投資をする。
「なんとなく」や「イメージ」で進む道はじつは損であったりもします。
借金は良くないから車は現金一括で買うはたしかに理想であり正解な気もしますが
300万円の車を金利3%で5年ローンを組んだ場合 総支払額323万円になり23万円多く払うことになりますが
300万円を5年前(2021年)にSP500(投資信託)に投資していた場合600万円になりました。
毎月の給料からの貯金で5年で323万貯金or支払いでシミュレーションすると
1・毎月5~6万円の支払いがあるためその支払いを給料から払えるならば余剰資金300万円を投資にまわし
ローンで車を買った場合 車代323万円(給料から毎月支払い) 残資産600万円
2・現金一括で買った場合 5年分の給料からの貯金 残資産323万円
3・180万円を投資に回し120万円を2年分の返済分で取っておき3年目から返済分を毎月取り崩した場合
車代323万支払い後 残った資産50~80万円(取り崩しのタイミングで変動)+5年分の給料からの貯金=残資産373~403万円となりました。
※これは2021年~2025年での実際のチャートを元にしたシミュレーションですが2026年からの5年間も同じようになるとは限らないのでご注意ください。
このように過去5年間では現金一括払いが一番損した結果となりました。
昔(30~40年前)は車のローンの金利は10~15%だったためローンを組まずに現金一括が正解だったと思いますが
現在の低金利・株高・円安を考慮すると必ずしも現金一括が正解ではない時代ともいえます。
最後に
今回はお金の本質について解説しました。
インフレや実質賃金の低下が騒がれている時代ですが ちょっとした意識で解決や改善が可能なこともあります。
「お金の話は下品」や「お金の話は人に話すものじゃない」と変なイメージが日本にはありますが
結果 金融リテラシーの低下に繋がっていると僕は思っています。
知識も立派な財産です。知らなかった事を知る(実行するかは別)というのは安心や不安を和らげることにも繋がり
結果 豊かな人生になりますのでこのブログがそのキッカケになれば嬉しいです。
最期まで読んでくださりありがとうございました。