
将来の不安をなくすべく、積立NISAを始めたはいいが「これいくらまで続ければいいのか?」と疑問に思った人も多いのではないでしょうか?
正直、無理しない範囲であれば余剰資金は全部NISAにいれちゃう方が良いとは思いますが・・・。
とは言え、なんとなくの目安ぐらいはあった方がモチベ維持にもなると思いますので、個人的なゴールを書いていこうと思います。
FIREとコーストFIRE
FIREとは「Financial,Independence,Retire,Early」の頭文字を取ったもので
「経済的自立」と「早期リタイア」の意味する言葉です。
FIREと早期リタイアの違いは
FIREは資産を運用し、資金を増やしながら又はキープしながら仕事をリタイアする。
早期リタイアは、宝くじ当選や仕事で一発当てた等で巨額の富を得て、その後資産を取り崩しながら仕事をリタイアする。
そして最近、話題なのが「コーストFIRE」です。
コーストFIREとは老後に必要な資産の元本を一定の年齢までに貯めきり、以降は追加の貯蓄・投資をせずに、その資産を複利運用で増やしながら、日々の生活費は労働収入で賄うという早期リタイアです。
コーストFIREの特徴とメリット
・追加の貯蓄が不要:目標額に到達した後は、老後資金のための積立をストップできます。
給料の全てを現在の生活や趣味に使えるようになる。
・完全なリタイアではない:生活費を稼ぐための労働は定年まで続ける必要があり、完全な不労所得生活ではない。
・ハードルが低い:若いうちから億単位の資産を貯める通常のFIREに比べて目標金額が少なくて済むため現実的で達成しやすい。
具体的な仕組みを解説
仮に「65歳で3000万円」の老後資金が必要とした場合。
30代の時点で760万円あれば年率4%で運用できた場合に、65歳になる頃には複利の力で自動的に3000万円に到達します。
この「30歳で760万円」に到達した状態がコーストFIREの達成です。
将来の老後資金の心配がなくなるため、精神的な余裕が生まれ、フルタイムの正社員から、より自分の好きな仕事やストレスの少ないパートタイム・フリーランスへと働き方をシフトしやすくなります。
老後資金3000万円が目標
通常の定年である65歳の時点で資産が3000万円あれば
3000万円を年利4%で運用すると140万円運用益が出ます。
その運用益の140万円を売却し、残った3000万円をまた1年間運用する・・・を繰り返す事で
資産3000万円は減らさずに毎年140万円を生活費に使える計算です。
2026年の現在、国民年金のみだと月に約7万円の支給額になるので
140万÷12か月の11万6000円+年金の7万円=18万6000円が月の生活費として使えます。
年齢別コーストFIRE達成額
年利4%で運用の場合
| 現在の年齢 | 必要な元本 | 放置期間 |
| 30歳 | 760万円 | 35年 |
| 35歳 | 925万円 | 30年 |
| 40歳 | 1126万円 | 25年 |
| 45歳 | 1370万円 | 20年 |
| 50歳 | 1666万円 | 15年 |
| 55歳 | 2027万円 | 10年 |
年利10%で運用の場合
| 現在の年齢 | 必要な元本 | 放置期間 |
| 30歳 | 107万円 | 35年 |
| 35歳 | 172万円 | 30年 |
| 40歳 | 277万円 | 25年 |
| 45歳 | 446万円 | 20年 |
| 50歳 | 718万円 | 15年 |
| 55歳 | 1157万円 | 10年 |
過去30年間の年利がS&Pやオルカンだと10%越えていますが今後どうなるかわからないので
4%と10%の年利の表を作ってみました。
コーストFIREが目標であれば表に記載されている額になれば、そこで積立をやめてOKです。
こう見ると複利(時間)の力って偉大ですね・・・。
年利10%なら20歳から月1万円の積立を10年やるだけで老後安泰なのか(笑)
まとめ

資産形成はノルマを決めてしまうとストレスを感じて結果ノルマを達成できなくなったりしてしまうため
無理のない自分のペースでするのが良いとされています。
ただ、投資の世界では如何に多くのお金を長く市場に置いておけるかが勝負になっていきます。
NISA貧乏という言葉がニュースで流れてきますが、生活が出来るのであれば将来お金が無くて困るよりいいんじゃないかな?なんて思ったりもしています。
これから先20年後とかにとんでもない物価高になっている可能性もあるし・・・。
我慢してお金を貯蓄や投資に回すのではなく、無駄な支出を見直すだけで案外1万円ぐらいは浮いたりするので試してみてください。
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